9.21 ~フィレンツェ②~
(※わかりやすいHPで、「ウフィッツィ美術館の見学」をクリックすると、
実際に見学している気分になれます。)
残念ながら、ここも撮影禁止。
印象に残った作品をいくつか。
まずは、サンドロ・ボッティチェッリの『ヴィーナスの誕生』。
本物は、予想していたよりずっと落ち着いた色だった。
少しくすんだような、深い色。
こんな色どうやって出すんだって思った。
これも同じくサンドロ・ボッティチェッリの作品。
『春』。
教科書等でも見たことある作品なのに、
真剣に観たことはなかった。
ガイドさんの説明を聞いて、
関心というか、感動さえ覚えた。
右にいる緑の女性が風の神。
彼女が口から風を吹きかけると、
その左隣の女性の口からは、植物が芽を出している。
そして左から3番目の女性の衣装は植物の模様。
春の訪れを女性で表現するなんて!
新しい発見。
みんなおなかが大きいのも、
幸せを表しているらしい。
あー、そんな季節に生まれた私は幸せ者だ。
美術館、大好きだー。
なんか空気から違う。
そこには作者たちの温度とかもあるようで。
おなかいっぱい。
しばらく休憩してから、ドゥオモへ。
『冷静と情熱の間』という映画が上映されてから、
日本でますます有名になった。
フィレンツェのシンボル。
中はこんな。
この丸屋根のこと、クーポラというそう。
距離感おかしくなりそう。
ってか、よく描けたなーと思って。
この建物建てたのも人間。
人間ってすごい。
上までのぼりたかったのだけれど、
時間がなくて断念。
残念。
そんなこんなで、その日も日が暮れた。